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大王製紙、紙おむつなど好調で営業利益が大幅に増加

 大王製紙の2014年3月期連結業績は、売上高4300億5400万円(前期比5・6%増)、営業利益160億4900万円(同38・6%増)、経常利益112億5700万円(同69・6%増)、当期純利益62億9300万円(同58・3%減)となった。
 同社グループは、国内では紙おむつを中心としたホーム&パーソナルケア事業製品の強化、洋紙事業延おけるクラフトパルプの増産・生産性向上によるコスト競争力改善及び高付加価値品への販売シフトを図ってきた。
 また、ベビー用紙おむつの輸出販売を拡大すると共に、海外では当連結会計年度より連結子会社となったエリエールインターナショナルタイランド、エリエールインターナショナルコリアでの事業拡大を推進。これらの要因により増収増益を果たした。しかし、一方で、原燃料価格の上昇や販売単価の下落等が影響し、当期純利益は前年を大きく下回った。
 15年3月期の連結業績については、さらなる原価低減・経費削減に努めると共に、既存事業の充実・発展と成長が見込まれる事業の拡大により、売上高4500億円(同4・6%増)、営業利益190億円(同18・4%増)、経常利益170億円(同51・0%増)、当期純利益75億円(同19・2%増)を見込んでいる。
                               (紙之新聞


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