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APPがインドネシアの森林100万ha保護・再生支援

 アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)は4月28日、インドネシアの森林100万ヘクタールの保護と再生を支援し、スマトラ島ジャンビ州のブキット・ティガプルー(景観地域)における野生生物の保全を最優先課題にすると発表した。
 取り組みは国際NGOのWWFやグリーンピース、APPの問題解決作業部会のNGOメンバーなど多くのステークホルダーから情報を得て推進され、APPのサプライチェーンの植林コンセッション内外の景観に重要な影響を与えるとしている。計画はAPPの誓約で法令に定められた環境保全要件を超えるもので、その面積はAPPが2013年にパルプ材を調達した植林地の総面積に相当するという。
 今回の発表は、APPのサプライチェーン全域での自然林の伐採を即時、そして恒久的に停止するとした森林保護方針(FCP)を立ち上げてから1年余りの経過した時点で行われた。
 APP持続担当役員のアイダ・グリーンベリー氏は「森林破壊の阻止に向けた努力を実らせる秘訣は、森林の景観レベルの取り組みであること」と述べる。
                               (紙之新聞


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