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王子HD、インドネシアで現地企業と紙おむつ合弁事業

 王子ホールディングスは4月24日、インドネシア共和国において紙おむつの製造・販売事業を開始すると発表した。また同日、同事業のための合弁会社設立に向けて、PT Indofood CBP Makmur Tbk(ICBP)と合弁事業契約を締結した。
 インドネシアは、東南アジア最大の2億4000万人の以上の人口を擁し、毎年約450万人以上の新生児が誕生しており、近年の目覚ましい経済成長と相まって、今後も引き続き紙おむつ需要の伸びが期待されている。
 王子グループでは、昨年10月にグループ内にパーソナルケア・イノベーションセンターを設けて紙おむつ製品の商品開発力と事業競争力の強化を図るとともに、海外への事業展開促進のための基盤構築に取り組んできた。同合弁事業は、同社グループにとって、東南アジアで初めての生活消費財事業での生産拠点進出となる。
 ICBP社はインドネシア大手財閥であるサリム・グループの中核企業の一つで、ジャカルタに本社を置き、即席麺や乳製品、ベビーフードなどの各種加工食品の製造・販売を展開している。
                               (紙之新聞


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