王子ペーパーライブラリーで企画展「CLASH」開催中
企画展「CLASH」が7月31日まで東京都中央区の王子ホールディングス本館1階の王子ペーパーライブラリーで開催されている。
紙への興味や理解を深めることができる企画内容。第29回目を迎えた今回の企画展「CLASH」は、3つのテーマで展示されている。
1つは『和の花ブランド「和花WA−KA」と待望の「タブロ」誕生!』で、金沢発の和の花ブランド「和花WA−KA」の新作を紹介している。
アートディレクターの宇野たまこ氏と絵師のアマヤギドウジュン氏のユニット「たまやぎ堂」がプロデュース。山田写真製版所の協力で、粋で優雅で凛とした趣のファンシーペーパーを演出している。
2つ目のテーマ「本文用紙ってなんでしょう?」では、明るい白、青みがかった白、クリーム色の白、ピンク色の白など、違う色の本文用紙を使った本が並んでいる。厚さや手触りの違いを比べることができる。同じサイズの本も使用する本文用紙により重さが変わることも理解できる。
3つ目の『「営林」の現場〜真冬の北海道・歌登社有林』は、営林を支える人々が紹介されている。
会場内には300種類のサンプルや過去の企画展を凝縮した小冊子「ロマンチック保存装置」も用意されている。
(紙之新聞)
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