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コマツ、環境配慮・長時間稼働実現したフォークリフト

 コマツ(大橋敬二社長)は4月22日、栃木工場(栃木県小山市)で新型バッテリーフォークリフト「FH25−1」の発表会を行った。
 冒頭の挨拶で大橋社長は「FH25−1は当社のフォークリフトの技術の粋を集めた製品で、満を持して5月8日より発売開始する。まず本年度は販売目標1000台を目指す」と述べた。
 FH25−1には大きく3つの特長がある。1つは長時間稼働が可能な点。独自の急速充電システムを新開発し、これまで7〜8時間かかっていた充電時間を1時間程度まで短縮。昼休みや休憩時間などを利用して急速補充電できるため1日当たりの稼働時間を大幅に延長することができる。
 2点目は補水が不要であること。充電中に内部の電解液がほとんど減らないイージーメンテナンスバッテリーを採用することで、一般的なバッテリーと違って補水の手間も費用もかからない。また、補水忘れによるバッテリー劣化や損傷の心配もない。
 3点目は優れた耐環境性能。密閉型モーターを搭載しているため、コントローラー等の電装品の耐水性・防塵性が大きく向上。また、雨天時の屋外走行や港湾・漁港など路面の水を巻き上げながらの走行や粉塵の多い現場でも、ディーゼルエンジン式フォークリフトと遜色ない稼働能力を発揮する。
                               (紙之新聞


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