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3月紙・板紙、駆け込み需要で国内出荷9ヵ月連続増加

 日本製紙連合会の集計による「紙・板紙需給速報」によると、3月のメーカーの紙・板紙の国内出荷は235・6万トン(前年同月比5・4%増)で9ヵ月連続で増加した。そのうち紙は136・4万トン(同3・6%増)で3ヵ月連続の増加。板紙は99・3万トン(同8・0%増)で9ヵ月連続の増加となった。
 主要品目では、新聞用紙が29・2万トン(同0・7%減)で3ヵ月ぶりに減少した。印刷・情報用紙は76・5万トン(同3・3%増)で3ヵ月連続の増加。消費増税関連(駆け込み需要)を中心に3ヵ月連続増加した。
 衛生用紙は17・3万トン(同10・6%増)で3ヵ月連続増加した。製品輸入は依然として増加傾向にあるが、トイレ紙を中心に消費増税関連需要が影響して2ケタの伸びを示した。包装用紙は7・1万トン(同6・1%増)で、消費増税関連需要を中心に7ヵ月連続増加した。
 段ボール原紙は79・3万トン(同8・7%増)で9ヵ月連続増。消費増税前の駆け込み需要が影響した。白板紙は12・7万ン(同3・3%増)で5ヵ月連続の増加。コート白を中心に消費増税関連需要もあり荷動きは堅調だ。
                               (紙之新聞


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