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旭化成ケミカルズ、封筒窓用フィルムをエコ製品に統合

 旭化成グループの旭化成ケミカルズ梶i東京都千代田区、小林友二社長)は、「OPSフィルム」の窓用グレードを環境に対応したエコループREグレードに統合して一本化し、厚みも従来の25μから23μに変更して4月1日から出荷を開始した(30μは従来通り)。
 エコループは再生原料を50%以上配合したエコマーク認定素材で、環境省が制定し た「グリーン購入法」の封筒窓用フィルムの基準(再生原料40%以上)に適合している。
 旭化成では「レスポンシブル・ケア」をコンセプトに「環境・安全」の確保を推進し、エコループの原料である「ポリスチレン」は容器成形メーカーで弁当の蓋などをスケルトン(シートの抜き屑)から製造した再生ペレット(バージンペレット)を購入して使用している。
 厚み変更は、一般的な焼却時等の封筒窓フィルム1枚あたりの燃焼カロリー(CO2)の低減を実現する。
 また、フィルムの主原料(ポリスチレン樹脂)価格や電力などのエネルギーコストアップで大幅に上昇する製造コスト対策の一環として実施する。
                               (紙之新聞


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