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特種東海製紙、島田工場にバイオマスボイラーを建設

 特種東海製紙はこのほど、島田工場にバイオマスボイラーの建設を決めた。
 国内の電力価格が高騰しており、電力を多量に使用する製紙メーカーでは収益を圧迫してきている。このような環境のもとで、エネルギーの安定確保とエネルギー費用の削減を図るため、バイオマスボイラーを建設することにしたもの。
 建設するボイラーの概要は、木質バイオマス燃料等を使用し、ボイラー発生蒸気量は毎時100tで、発電能力は22.7メガワット。投資額は約80億円。稼働は平成28年10月を予定している。
 なお、この事業は設備導入費の支援を受けることができる「エネルギー使用合理化事業者支援事業」への申請を予定している。また、このボイラーによる電力は自社工場での消費分に充て、外部への販売は計画していないとしている。
                               (Web業界紙)


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