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丸富製紙、6月に再生トイレ紙を10%以上再値上げ

 再生トイレットペーパーメーカーの丸富製紙(静岡県富士市、佐野武男社長)はこのほど、6月21日出荷分から10%以上の再度価格引き上げを目指すと発表した。
 3月にも15%以上の値上げを実施したが、電力やガスなどの燃料のコストアップに加え、物流費が一段と上がっていて、転嫁しきれていないため値上げに踏み切った。
 値上げ幅は1パック(60メートル、12ロール)で20円以上。3月の値上げは、店頭の中心価格が1パック328〜348円程度で、1年前に比べ、40円ほど上昇している。
 3月は消費増税前の駆け込み需要の盛り上がりで在庫が不足したが、4月以降は反動減もあり、在庫調整もできている模様だ。
                               (紙之新聞


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