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中国造紙協会、3大品種の「パルプ指数」を正式に創設

 中国造紙協会は多年の研究・分析を重ね、国内パルプ市場の状況変化の参考となるシステムとして中国造紙協会パルプ指数(CPAPI)を創設し、3月10日に同指数が正式発表された。
 この指数は、パルプ市場の市況変化に対するマクロ観測指数で、市場のバロメーターとなる。晒パルプ(針葉樹、広葉樹)、未晒パルプの3大品種、物流、価格指数について月単位で発表する。
 中国は世界の主要なパルプの消費、生産国で、パルプの状況変化は紙生産の調整に直接影響し、販売に関して消費者の利益に大きく影響する。
 市場価格の変化状況を反映し、すばやく変化する情勢に傾向を見い出し、企業の合理的な生産、社会消費を導き、同時に企業の主導による市場変化の対応能力を高める。
 2月の同指数価格総指数は101・79で前年比0・55%上昇、そのうち晒パルプ(針葉樹)価格指数は105・62で同1・51%上昇となった。同広葉樹価格指数は95・62で同0・48%下降、未晒パルプ価格指数は105・87で同0・23%上昇となった。
                               (紙之新聞


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