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2月近畿地区古紙、製紙消費が購入を1500トン上回る

 2月の近畿地区古紙需給実績は、製紙メーカー(板紙7工場)の消費が購入を約1500トン上回り、古紙業者(商工組合)は販売と仕入れがほぼ見合った。その結果、月末在庫はメーカーが減少、古紙業者は若干増のほぼ横ばいとなった。
 メーカーの購入は合計11万0848トン(前年同月比10・0%増)。内訳は近畿地区域内からが10万1477トン、自家発生6142トン。他地区からが2293トン、輸入936トン。
 これに対し、メーカーの消費は11万2334トン(前年同月比5・2%増)で購入を1486トン上回った。月末在庫は3万0387トンと前月に比べその分減少した。前年同月比の在庫率は112・1%。
 一方、古紙業者は仕入れ25万0680トン(前年同月比2・9%増)。これに対して販売25万0200トン(同0・2%増)で仕入れが販売を480トン上回った。在庫はその分増加して2万0420トンとなった。在庫の前年同月比は96・3%。
 輸出は1月実績で6万9666トン(前年同月比0・2%減)。
 なお3月計画は、メーカーの消費が12万3280トン(前年同月比2・5%増)。古紙業者の回収が27万1405トン(同2・0%増)。
                               (紙之新聞


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