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大印工が「見える化」による収益改善セミナー開催

 大阪府印刷工業組合(吉田忠次理事長)は3月17日、「見える化から始める収益改善」と題するセミナーを太閤園(大阪市)で開いた。
 厳しい経営環境が続く中小印刷事業者の生き残りに向けて、全日本印刷工業組合連合会(島村博之会長)が同セミナーを企画。各工組で開催されており、大阪では組合員ら約80人が参加した。
 この日は、全印工連教育・研修委員会特別委員の花房賢氏(日本印刷技術協会教育コンサルティング部長)をコーディネーターに、パネルディスカッション形式で行われた。同委員会委員長の佐竹一郎氏(大東印刷工業社長)、同委員会副委員長の松岡祐司氏(アサプリホールディングス社長)、同副委員長の作道孝行氏(作道印刷社長)がパネラーを務めた。
 「見える化」とはITを活用し会社の経営理念やビジョン、業務進捗状況、問題点などを常に見えるようにすることで、課題やコストの改善に向けた社員らの意識を促す仕組み。
 セミナーでは、見える化を実践するパネラー3氏が自社の取り組みを紹介。受注1品単位や工程別にデータベース化された業務管理や損益情報を公開するようにしたことで、社員一人ひとりのコスト意識に大きな変化が見られたという。
                               (紙之新聞


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