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凸版印刷、台紙付きシュリンク包装に3製品を開発

 凸版印刷は、環境配慮とユニバーサルデザインを追求した新構造の台紙付きシュリンクパッケージのラインアップを拡充した。それぞれ凸版印刷独自の形状である易開封タイプ・2列貼りタイプ・自立タイプの3製品を開発した。トイレタリー業界や、食品や医療医薬・電器業界に向け本格的な販売を開始する。
 台紙付きシュリンクパッケージとは、熱をかけると収縮するフィルムで商品を包み込み、台紙に固定させるパッケージ。店頭で商品を立体的に見せられる点や、プラスチック成形品を使用したパッケージと比較して、樹脂使用量が少なく環境適性に優れるといった特長がある。化粧品やトイレタリー製品などの店頭陳列パッケージとして多く使われており、その市場規模は約300億円と推計されている。
 従来の台紙シュリンクパッケージは、熱収縮させたシュリンクフィルムが商品と密着するためはがしにくいことによる開封性の向上や、商品の多様な形状対応、店頭での陳列適性において、さらなる改善が求められていた。このほど、これらの課題を解決する台紙付きシュリンクパッケージとして、商品の開封が容易な易開封タイプ、2製品のセット販売が可能な2列貼りタイプ、商品を立てて陳列できる自立タイプの3製品を新たに開発、多様なニーズに対応した商品展開を可能にした。
                              (紙業日日新聞


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