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関東商組4月積み古紙は輸出価格が軒並み下落

 関東製紙原料直納商工組合の4月積み古紙輸出は、段ボール古紙や雑前古紙などの輸出価格が軒並み下落した。前月まで1トン当たり200ドル台中心だったCIF価格は180〜190ドル前後の展開となった。新聞は今回、成約が見送られた。
 国際紙パルプ商事落札のベトナム向け段ボール古紙2000トンのCIF価格は190ドルで前月の中国向けに比べ6ドル下落。日商岩井紙パルプ落札のタイ向け段古紙500トンのCIF価格は181ドルで前月のベトナム向けに比べ26ドル下落した。
 為替は段古紙2000トン口が1ドル=101円90銭で前月に比べ60銭の円高、段古紙500トン口は1ドル=102円30銭で同10銭の円安。雑誌古紙は1ドル=102円ちょうどで同横ばいだった。
 その結果、円ベースの問屋店頭価格は段ボール古紙2500トンの平均価格が1万5858円と前月比1550円下落した。
 中国向け雑誌古紙1000トン(美国中南日本落札)のCIF価格は192ドルで前月に比べ18ドル下落。問屋店頭価格は1万680○円で同1940円下落した。
                               (紙之新聞


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