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林野庁の木材利用ポイント制度にオーストリア産を追加

 2013年3月に開始された林野庁の「木材利用ポイント制度」の対象地域材にこのほど、ヨーロッパ材として初めてオーストリア産の欧州トウヒが追加された。この制度における初の外国種として、昨年12月に米国産のベイマツが対象樹種に追加されており、今回の追加が外国種の2例目となった。
 オーストリアは国土の47・6%に当たる約400万ヘクタールの森林を有しており、そのほとんどは小規模の林家の私有林。PEFCの普及が進むオーストリアでは、森林の約68%に当たる270ヘクタールが、すでにPEFCの認証を受けている。
 また、先に対象地域材に認定された米国産ベイマツについては、都道府県協議会からの推薦により、37都道府県で木造軸組工法、枠組壁工法(2×4工法)、丸太組工法(ログハウスを除く)が対象工法として認められた。
                               (紙之新聞


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