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全国グラビア、松島経産副大臣に業界の窮状を説明

 全国グラビア協同組合連合会(田口薫会長)は3月12日、経済産業省に松島みどり副大臣を訪ね、大手発注者側からの値下げ要求と、大手材料メーカー側からの値上げ要求の板ばさみになっている業界の窮状を説明し、消費増税分、また円安による資材価格高騰分を適正に価格転嫁できるよう行政サイドからの強力な支援を要望した。
 懇談の席上、田口会長は、「当業界においても昨年から、包装資材に使うポリエチレンやポリプロピレン、インキなどはナフサの値上がりを受け、フィルムメーカー各社は昨年より値上げを打ち出した。その後、円安が進み、輸入ナフサ価格はさらに上昇。今年に入ってフィルムとインキメーカーは前回の積み残し分と合わせて10%程度の追加値上げを打ち出している。とくにフィルムメーカーは体力も細り、必死に値上げしてくることは確実だ。ぜひとも、消費増税分はもとより、資材値上がり分だけでも価格転嫁できるよう大手流通小売りに指導、対応をお願いしたい」と述べた。
                               (紙之新聞


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