文堂と金文堂が合併して「金祥堂紙販売」発足
紙卸商の倒産・廃業が相次ぐ東京の紙流通業界の中で、かねてからM&Aで生き残りを模索していた兜カ祥堂洋紙店(窪川篤典社長)と葛熾カ堂洋紙店(小仁所康之社長)は、今年11月22日に合併し新会社(株)金文堂紙販売を発足させ、12月1日から事業を開始させている。
本社所在地は東京都板橋区小豆沢4丁目14番28号(旧文祥堂洋紙店)で、東京都千代田区三崎町2丁目4番5号(前金文堂洋紙店)を神田支店とした。
新会社の資本金は両者が出資比率50%の900万円ずつ出資して2社合計1800万円。資本金額は節税のため2年間は900万円、資本準備金を900万円とした。
2年後、資本金は両者3000万円ずつ計6000万円に増資する。したがって、設立2年間の新会社に資本金は1800万円で借入金は4200万円。決算日は9月30日。
貸付金は当初両者2100万円ずつ貸与。必要な場合は両者同額を貸与する。
役員は11月の総会、取締役会で選出し、代表取締役会長は窪川篤典氏、代表取締役社長は小仁所康之氏、専務取締役は谷沢博美氏、取締役は小仁所節夫氏、西村全史氏、監査役は高橋博史氏。
(紙之新聞)
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