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竹尾がペーバーショウ「SUBTLE」を大阪で開催

 竹尾は12月4日から7日まで、大阪市のグランフロント大阪で「TAKEO PAPER SHOW2014“SUBTLE(サトル)”」大阪展を開催、多くの来場者でにぎわった。同展は東京展(5月)を皮切りに、各地を巡回している。
 同展では、グラフィックデザイナーやアートディレクター、建築家など15人のクリエーターがサトル(「かすかな」「ほんのわずか」を意味する)をテーマに作品を制作。
 小さな若葉に模った紙を集積することで感じる春の風景や、さまさまな紙の飛行体が絶妙なバランスで宙を舞う姿など、極めて繊細な世界に焦点を当てて紙の持つ本質を探る表現が試みられた。
 また、「記す」「飾る」「敷く」「包む」「折る」など人の営みと紙との関連に着目し、サトルな諸現象として編集した収集物が展示された。封筒やナプキン、レース模様の紙、角砂糖の包み紙、半透明紙のポケット、線香花火などのコレクションが集まり、人の精緻な感覚を呼び起こす紙の力にスポットを当てた。
 さらに、ファインペーパーの新製品として、柔らかさと風合いを探求した「風光」、増色、増連量によって新たな品質を獲得した「NTラシャ」「ビオトープGA−FS」が紹介された。

                               (紙之新聞


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