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10月の新聞部数、朝日は記事捏造問題ひびき部数大幅減

 日本ABC協会が発表したABC部数(新聞社が販売店に送付し、その原価を請求した部数)によると、10月の新聞の公称部数は、朝日新聞が対前月差19万2642部減の702万1480部、読売新聞が同12万8489部増の937万1103部、毎日新聞が同3万1619部増の332万8281部、産経新聞は同7万1043部増の167万1465部、日本経済新聞が同2万9647部減の273万7373部となった。
 朝日新聞の大幅な減少の背景には、従軍慰安婦記事問題や東京電力福島第一原発をめぐる「吉田調書」の捏造報道が影響していることは間違いない。9月13日の社説で「戦後例のない大きな試練を招いた」と改めて謝罪したものの購読者は減る一方で、前年同月比では51万8764部も減少している。販売店の間では、購読料が安価な産経新聞に乗り換える人が増えているとも言われている。
 読売新聞は11月2日の「発行140年」に合わせて、新聞の無料配布などの拡販キャンペーンを行った結果、約12万部の増加となった。読売新聞と産経新聞の増加部数を足すと、朝日新聞のマイナスと同じ数になる。

                               (紙之新聞


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