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平和紙業で新たな視点から紙の魅力を訴える展示会開催

 特殊紙の魅力を新たな視点で探る展示会「PAPERVISION subtext」が、11月4日から14日までの間、平和紙業ペーパーボイス大阪(大阪市)で開かれた。同社が取り扱う機能紙「ファンシーペーパー」の持つ力や表現の豊かさにスポットを当てようと主催した。
 会場では、同じデザインが施された種類の異なる紙、異なる表現をデザインした同じ種類の紙を陳列するなどし、紙そのものに左右される印刷物の印象の違いを示した。
 また、紙に触るコーナーでは、機能紙の表面を拡大した写真を併せて観賞できるようにし、質感に加えてミクロな視覚的情報が紙を選ぶ基準に影響を与えていることを意識できるようにした。
 さらに、厚物ファンシーペーパー「ディープマット」を7パターンの厚さ別にそれぞれ1連(1000枚)積み上げ、紙の重量と厚さの関係を体感できるようにした。このほか、108色の豊富な色数を誇る「まんだら」を全色そろえて張り出すなど、いずれの展示内容も紙に対する感度を高めてもらう工夫にあふれ、来場者の注目を集めた。
                               (紙之新聞


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