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東京で「暮らしの中の和紙のかたち展」が開催される

 「暮らしの中の和紙のかたち展」が10月28日から11月3日まで、日本森林技術協会(千代田区)1階ロビーで開催された。
 10月31日午後1時から同ロビーで、作家・福嶋秀子氏の指導で「和紙ペンダントを作るワークショップ」が行われた。
 和紙の色と柄を選んだら、その和紙にでんぷん糊を均等につけ、丸や楕円などさまざまな形のペンダントトップに貼りつける。ペンダントトップの丸みに沿って、ゆっくり引っ張ると、自然に余分な和紙が綺麗に切れる。こんにゃく糊を数回つけて乾かすことで、和紙の強度が増してペンダントになる。
 参加した主婦の川道育代さんは、「和紙に初めて触れました。やさしい感触です。こんにゃく糊で貼ることを知りませんでした」と語った。
 また、和紙アートの小林ノリ子さんは、「いつも和紙に触れていますが、福嶋先生の作品は好きです。今日はペンダントを作りましたが、お友達にも勧めたい」と話し、キットを購入した。
 会場内は、福嶋氏が手掛けた和紙バッグ、バングルの他、数年かけて創った屏風「艶EN」なども展示された。
                               (紙之新聞


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