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中国の9月の紙・板紙輸出は前年比6・4%の減少

 日本紙類輸出組合と日本紙類輸入組合がまとめた「紙・板紙海外動向」によると、中国の9月の紙・板紙の輸出量は45・9万トン(前年同月比7・4%増)と増加した。
 そのうち、紙の輸出量は28・8万トン(同6・4%減)と減少した。品目別に見ると、新聞用紙は4668トン(同73・1%減)の大幅減だった。
 上級印刷用紙は3・5万トン(同15・4%減)。韓国、アセアン向けの減少が影響した。
 コピー用紙は4・4万トン(同4・1%減)と減少。オーストラリア向けが9122トン(同2・0倍)、米国向けが7646トン(同31・9%増)と大きく伸びたが、日本向けは7548トン(同29・5%減)と大幅に減少した。
 塗工印刷用紙の輸出量は114・8万トン(同2・5%増)で、そのうち上質ベース品は9万トン(同27・0%減)。日本向けが1・2万トン(同63・2%減)と減少した。中質ベース品は5・8万トン(同2・7倍)で、インド向け1万トン(同2・8倍)を中心に大きく伸びた。
                               (紙之新聞


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