日本郵政、2015年の年賀はがきの発行枚数が減少
日本郵便によると、2015年用の当初発行年賀はがきの枚数は32億1590万8000枚で、昨年の最終発行枚数の34億1596万枚から、2億2万2000枚減少している。
年賀はがきの総発行枚数が最も多かったのは、2004年用の44億6000万枚だったことから、この10年間、年々減少傾向が続き、来年用はピーク時の25%に当たる12億4409万2000枚減少し、4分の3まで落ち込んだ。1年で約1億枚ずつ減少した。
減少理由は、若い世代を中心に年始の挨拶を電子メールなどで済ませる人が増加し、これまで毎年出している人でも、枚数を減らしたり、電子メールと併用したりと多様化している。
NTTネット調査によると、年賀はがきを出さなかった人は全体の3割近くいて、若年層の電子メール化と少子高齢化、人口減少で今後も減少が続くと見ている。
(紙之新聞)
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