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9月の首都圏折込広告は2ヵ月ぶりに全地区で減少

 一般社団法人日本新聞折込広告協会が発表した「月間新聞折込広告出稿統計調査REPORT・首都圏版」によると、9月の首都圏全体の1世帯1ヵ月当たりの新聞折込広告平均枚数は、前年同月比3・7%減の460・2枚で、前月の平均枚数499・5枚より39・3枚減少した。1〜9月の累計では前年比1・8%の減少となった。
 地区別では、都内が464・7枚(前年同月比3・2%減)、都下が490・0枚(同6・2%減)、神奈川が405・5枚(同5・7%減)、埼玉が511・8枚(同2・0%減)、千葉が444・7枚(同0・6%減)となった。
 6月と7月は全地区で減少。8月に埼玉と神奈川が増加して回復の兆しが見られたが、9月は再び全地区で減少した。景気低迷が続いていることを反映する結果と見て取れる。
 業種別では、流通業が201・8枚(同1・7%増)、金融・保険が3・6枚(同13・3%増)と増加したが、一方でサービス業は106・9枚(同5・6%減)、教育・教養は23・9枚(同16・3%減)、不動産は63・0枚(同7・9%減)、メーカーは22・9枚(同6・4%減)、その他は38・1枚(同8・7%減)といずれも減少した。
                               (紙之新聞


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