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ジャグラ、東京で「第17回自費出版文化賞」表彰式

 第17回日本自費出版文化賞表彰式「自費出版フェスティバル」が10月11日午後2時から、東京都干代田区九段北の「アルカディア市ヶ谷」で開催された。主催は日本グラフィックサービス工業会(ジャグラ、吉岡新会長)、主管はNPO法人日本自費出版ネットワーク(中山千夏代表理事)。
 開会挨拶で山本登・ジャグラ副会長は、ネットワークに支えられ応募があり、1次選考、2次選考で今日の表彰式にまで至ったことに感謝の意を示し、色川(大吉選考委員長)先生が「自費出版で埋もれているものに光を当てる」と言われた社会貢献事業の熱意を支持していくと述べた。
 5人の選考委員が、挨拶と選考理由を述べ、大賞に敦澤紀恵子さんの『獅子頭書票集』を選出し、中山代表理事から表彰状を授与した。
 敦澤さんは入賞者スピーチで「4年前に作ったが年齢と病気で木版画を彫ることも刷ることもできなくなり、手伝ってもらった」と述べ、日本書票協会会長の内田市太郎・共立女子短大名誉教授が「蔵書などに使うが知らないほとんど、日陰の花に目を留めて下さい」と付け加えた。
                               (紙之新聞


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