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大阪洋紙同業界が創立50周年を記念して祝賀会を開催

 大阪洋紙同業会(藤本良輔理事長)の創立50周年記念祝賀会は10月8日午後6時から大阪市北区の帝国ホテル5階「八重の間」で開催された。
 会場入口に卸商道徳の原点である「大商会商道訓」が掲示された。大洋同は昭和27年8月26日発足の大商会、同年10月17日発足の板紙親友会が発展的に解消し、合同して昭和39年7月27日に設立され、現在に至っている。
 「大商会商道訓」は昭和33年6月12日に制定された。制定当時の大商会会長は高田洋紙店(現高田)の石井繁夫氏で、大洋同初代会長にも就任した。この商道訓は後に昭和35年5月14日、日本洋紙商連合会において、一部字句訂正の上採択され、「卸商商道訓」となり、現在に生きている。共存共栄の精神を柱に紙卸商の商売の基本について示している。
 主催者代表で藤本良輔大阪洋紙同業会理事長(美濃紙業社長)は、「卸商は何とかこの業界で残りたいという気持ちは強い。数量が落ち込んだなかで経営ができるような体質に合理化するなり、経営改革をすることに取り組むことが大切だ。その上で卸商の本分に立ち返り、単に価格だけでなしに、顧客からの相談に応じた紙を提案できる営業マンを育てることが大切」と示唆した。
                               (紙之新聞


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