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9月のクラフト紙袋はマイナスも主要部門で増加傾向

 全国クラフト紙袋工業組合(白石忠信理事長)がまとめた「部門別紙袋出荷実績」によると、9月の合計出荷袋数は1億0719・2万袋(前年同月比0・8%減)で、合計使用原紙量は1万8193トン(同1・7%減)と、いずれも減少した。
 内訳は、合成樹脂の出荷袋数は1448・3万袋(同8・6%増)で、使用原紙量は2787トン(同8・7%増)となった。
 製粉の出荷袋数は1275・9万袋(同0・9%減)、使用原紙量は1841トン(同1・7%減)。砂糖・甘味の出荷袋数は423・5万袋(同3・6%増)で、使用原紙量は609トン(同6・7%増)となった。
 飼料の出荷袋数は824・5万オ(同11・3%増)で、使用原紙量は1310トン(同10・8%増)。化学薬品の出荷袋数は830・4万袋(同0・3%増)、使用原紙量は1660トン(同0・2%増)となった。
 主要部門の出荷袋数は、飼料が2ヵ月連続の増加で、1・3%増と大きな伸びを示した。合成樹脂、砂糖・甘味、化学薬品は前月の減少から増加に転じた。製紙はマイナスながら減少幅は縮小した。
 1〜9月の累計出荷袋数は8億8372・8万袋(前年同期比1・3%減)で、使用原紙量は14万9089トン(同1・5%減)となった。
                               (紙之新聞


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