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日印産連、軟包装グラビア印刷へのGP表示可能に

 一般社団法人日本印刷産業連合会(稲木歳明会長)はこのほど、環境に配慮した印刷工場・印刷製品の総合印刷認定制度であるグリーンプリンティング(GP)認定制度において、GPマークの表示可能範囲を広げ、軟包装グラビア印刷製品及びスクリーン印刷製品にもGPマークを表示できるよう新たな制度をスタートさせた。
 これは軟包装グラビア業界とそのクライアントからの強い要饒に応えたもので、10月15日開催の日印産連総務委員会において、全印刷部門のGP工場が製造する印刷製品にGPマーク表示が可能となるよう規定の改定を実施した。
 この結果、従来はオフセット印刷製品、シール印刷製品、デジタル印刷製品に限られていたGPマークの表示が、新たに軟包装グラビア印刷とスクリーン印刷製品でも可能となり、全ての印刷分野でGPマーク認定制度が適用されることとなった。
 日印産連では、特に食品、飲料など日用品のパッケージに広く利用されているグラビア印刷に、業界統一の信頼性の高い環境ラベルであるGPマークが表示されることで、GPマークの認知度向上にますます拍車がかかると期待している。
                               (紙之新聞


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