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関東古紙9月、裾物3品は仕入・出荷とも3か月ぶり増加

 関東製紙原料直納商工組合・主要32社の裾物古紙3品種の9月の総在庫量は3万0568トン(前年同月比1・3%増)で在庫率は13・1%増だった。前月より1・4ポイント上昇し3422トン増加した。前月、10ヵ月ぶりに11%台(11・7%)を記録した在庫率は再び13%台に上昇した。
 総仕入量は23万6049トン(同2・3%増)で、総出荷量は23万2627トン(同1・8%増)と微増ながら3ヵ月ぶりに仕入・出荷ともに増加した。
 9月決め10月積み組合輸出価格は、国際紙パルプ商事扱い中国向け段ボール古紙2000トンと、山發日本扱い台湾向け段ボール古紙500トンの問屋店頭渡しは1トン当たり平均1万7582円で前月より1013円高く、国内納入価格1万5000円より2582円高くなり、内外価格差は拡大。
 新聞古紙の日本紙パルプ商事扱い中国向け1000トンの問屋店頭渡しは1トン当たり2万87円で前月より915円高く、国内納入価格1万4000円〜1万6000円より4087〜6087円高くなり、内外価格差は拡大した。
 雑誌古紙の山發日本扱い中国向け1000トンの問屋店頭渡しは1トン当たり1万7325円で前月より827円高く、国内納入価格1万2000〜1万4000円より3325〜5325円高くなり、内外価格差は拡大した。
                               (紙之新聞


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