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9月の価格家庭紙市況、トイレ紙は9月も価格変動なし

 2014年9月の家庭紙の店頭価格は8月と同額となり、6ヵ月連続で価格変動がなかった。
 東京紙商家庭紙同業会の市況概況価格調査によると、9月の再生トイレ紙(60メートル12ロール)は228〜278円で8月と同額となった。‐
 9月の市況は荷動きが良くなっている。トイレ紙を目玉とした大型の販促計画も少なく、売価も12ロール228円が下限となり、248円以上の価格帯で安定してきている。
 前月同様に商品の特徴を前面に打ち出した付加価値商品の品揃えも定着してきて、再生トイレ紙の売価の底上げに寄与している。また、売価を優先とした対応品(減幅・巻尺の減数)、着色品、芳香商品などが苦戦、増税以降は消費者の購買の仕方が同じものを買うなら価値が優先される市場に変わってきている。
 パルプ物トイレ紙は大手物(60メートル12ロール)が378〜498円、準大手物(同)は328〜428円、ブレンド物(同)は328〜378円、大手物(50〜55メートル)は328〜378円で8月と同額。
                               (紙之新聞


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