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故平野雅勇氏を700人が送る

 48歳の若さで死去した故平野雅勇・京橋紙業且謦役の通夜が、10月6日午後6時から横浜市磯子区の「セレモニー新杉田」で執り行われ、紙業界・印刷業・出版業界の関係者及び小学5年と2年のお嬢さんのクラスメイト、付き添いの母親等約600人の会葬者が故人とお別れをした。
 前日まで通常出勤しており、3日午後1時の突然の心不全だったと話す社員たちは、未だに信じられない様子だった。
 街中の葬儀会場は収容し切れず、玄関前まで長蛇の列が続いた。階段を上ると大型テレビに家族で過ごした思い出の場面が映し出され、故人の遺品の数々が並べられ、「チームの11年にありがとう」の色紙が涙を誘った。製紙メーカー、代理店、卸商、印刷、出版社の代表者の献花が並び、紙業界にとって大事な“宝物”を失ってような雰囲気が流れていた。
 故平野さんは昭和41年1月生まれ。日本大学経済学部時代は自動車部のリーダーとして活躍し、卒業後の平成4年4月に京橋紙業に入社。持ち前の営業センスで、平成14年4月課長、19年4月部長、23年12月営業副本部長、そして、今年1月取締役副本部長に就任し、次代を期待されていた。
 告別式は、翌7日午前11時半から執り行われ、京橋紙業鰍代表して宮島実常務が、戦に会社作りをして来た仕事を振り返りながら、涙を抑え故人に語り掛けるように弔事を述べ、喪主の結香夫人が謝辞を述べた。会葬者は100人。

                              紙之新聞


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