お問い合わせ
大日本印刷が京都・太秦に2つのギャラリーを開設

 大日本印刷(DNP、北島義俊社長)は10月9日、京都工場(京都市右京区太秦)内に大阪から移設した「dddギャラリー」と、同所に新設した「DNP京都太秦文化遺産ギャラリー」をオープンさせた。伝統ある国際文化都市・京都を新拠点に、DNPの文化活動を世界へ発信する狙い。両施設ともに無料で入場できる。
 dddギャラリーは、東京のgggギャラリーと並ぶDNPのグラフィックデザイン専門ギャラリー。今回の移転リニューアルでこれまでの80平方メートルから180平方メートルに増床し、展示スペースの充実を図った。
 移設後初の企画展は「THE NIPPON POSTERS」(12月20日まで)と題し、日本独特のグラフィックデザイン表現と伝統文化との関連性に迫った内容。DNPの収蔵品の中から、田中一光氏や永井一正氏、横尾忠則氏ら日本を代表するデザイナーの傑作ポスター223点が展示されている。
 また、dddギャラリーに隣接する同文化遺産ギャラリーは、ルーブル美術館(パリ)と共同開発したインタラクティブ鑑賞システムや、京都が誇る文化遺産の高精細映像、高精細複製などを体験できる。
                               (紙之新聞


トップページに戻る