日印産連が電流協と共催で電子書籍製作・流通セミナー
一般社団法人日本印刷産業連合会（稲木歳明会長）は、１０月１０日午前９時から午後３時まで、東京都中央区の日本印刷会館で「電子書籍製作・流通の基礎」セミナーを開催した。共催は一般社団法人電子出版制作・流通協議会（電流協、大湊満会長）。日印産連と電流協との共催セミナーは今回が初めて。
主催者を代表して、日印産連の堀口宗男専務理事は、「電子書籍元年と言われる２０１０年以降、いよいよ本格的な電子書籍ビジネスの時代に突入した。特に出版社においては、電子書籍ビジネスは今後の事業運営の生命線になるのではないかと思う。また、商業印刷の分野でもいろいろな流用が可能であり、やはりこれからの経営の鍵となるだろう」と挨拶した。
講師は電流協技術委員会委員長で専修大学文学部教授の植村八潮氏と、電流協技術委員会委員で豊国印刷㈱営業本部営業推進郡部長の加藤好計氏。テーマは電子書籍の制作・仕組みや今後の電子書籍の課題と展望など。
（紙之新聞）
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