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国際紙パ商事、市原市に機密文書処理施設をオープン

 国際紙パルプ商事はこのほど、千葉県市原市にある機密文書処理工場を譲り受け、「ecomoLINCLE市原センター」として回収から破砕・減容処理までを総合的に管理する事業を本格的に展開する。
 機密文書等の処理は、2003年に制定された「個人情報の保護に関する法律」をきっかけに関心が高まっている。同社は経営理念に「循環型社会の実現」を掲げ、再生資源の有効活用を目指す事業として、機密文書処理と製紙原料への資源化を推し進める「オフィスecomo」を推進してきた。リサイクル体制のもと、本ビジネスの強化を図ることとなりました。
 このたびの同施設の運営にあたっては、機密文書処理分野ですでに26年の実績を持つ潟Vオザワリンクル事業部との共同事業として取り組む。同時に、両社は環境事業の営業活動における協力体制を作り上げ、紙に限定せず他業種・多方面への事業展開も念頭に置いており、今までにない新たな手法で書類の機密抹消を行う
 なお、同施設にはスウェーデンフランソンズ製特殊リサイクリングマシーン2基を設置、即日完全機密抹消が可能。また、回収した機密文書をBOXごと破砕し、繊維を分断しないので、処理後も100%再生可能な環境対応型ラインとなっている。破砕・減容処理能力は毎月250トン。
                               (Web業界紙)


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