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8月の紙・板紙輸出量、輸出量が24ヵ月連続で増加

 日本紙類輸出組合と日本紙類輸入組合がまとめた8月の輸出のうち、紙は上級印刷用紙、重袋用クラフト紙が前年比急増。板紙は中芯原紙が急増。紙・板紙合計で、24ヵ月連続で前年比増加した。
 一方、輸入のうちコート紙、コピー用紙が前年比急減。紙合計で3割減。板紙は塗工白板紙が大幅減となった。
 紙・板紙輸出量は前年同月比17・0%増の10万7270トンで、金額は同10・7%増の103億2955万円だった。主要国別ではタイ、韓国、ベトナム、中国、マレーシア、台湾の上位6ヵ国合計で前年比35・9%増の7万7963トン、占有率は72・7%となった。
 輸出量の内訳は紙合計が同9・8%増の7万5423トンで、金額は同7・3%増の85億5476万円となった。
 品種別で輸出量が多いのはコート紙が同12・3%減の2万7937トンで、金額は同9・0%減の24億669万円。印刷用紙(上級)は同39・3%増の1万1188トンで、金額は同36・2%増の10億6093万円。
                               (紙之新聞


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