お問い合わせ
印刷博物館、イタリア人指導者と近代印刷たどる企画展

 「印刷と美術のあいだ−キョッソーネとフォンタネージと明治の日本」が10月18日から1月12日まで印刷博物館(東京都文京区、樺山紘一館長)で開催される。主催は凸版印刷、印刷博物館。
 新しい印刷技術が西洋から日本に到来し、新しい表現が可能になった。同時期に洋画も新しい絵画表現として西洋から日本にもたらされた。その指導のために招かれた2人のイタリア人キョッソーネとフォンタネージ。彼らの教育の結果、弟子たちがつくってきた日本近代印刷の姿をたどる。
 展示は3部からなっており、第1部がキョッソーネと印刷局、第2部が工部美術学校から明治美術会、石版印刷へのかかわり、第3部が美術と印刷、交流と印刷業への広がり。
 期間中は印刷に関するワークショップ、「凸版印刷デモンストレーション」「直版凸版(ドライポイント)に挑戦!」も開催される。
                               (紙之新聞


トップページに戻る