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中越パ子会社、日商岩井紙パとベトナムで製袋工場合弁

 中越パルプ工業梶i加藤明美社長)子会社の中部紙工梶i愛知県半田市、高田悟司社長)は、日商岩井紙パルプ梶i安部壽徳社長)との合弁で、ベトナムでの第3工場となるクラフト製袋工場を設立し、9月24日に竣工式を行った。
 新会社名はジャパンペーパーテクノロジー(ベトナム)梶B資本金は840万米ドルで出資比率は中部紙工70%、日商岩井紙パルプ30%。ベトナム国リンナイ省ロンドゥック工業団地内に所在し、工場面積は3万平方メートル。クラフト紙重包装袋を月産150万袋生産し、2018年度中に同400万袋を予定、売上高約23億円で2億円の利益を計画している。
 東南アジアでは経済発展に伴い、クラフト紙需要が急速に拡大していることに対応し、中越パルプ工業では、第1工場、第2工場に続いて新工場の第3工場を稼働させた。
 日本国内の紙需要は減少しており、今後も回復は厳しい状況である認識から、同社グループは海外戦略の一環として、海外での売上比率を増加させ、国内市場の景気に左右されない企業体質の実現を目指す。
 同社は本社工場名古屋営業所の他、静岡(富士宮市)、関東(千葉市)、岡山(瀬戸市)、仙台(宮城県猿田郡)に工場・営業所がある。
                               (紙之新聞


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