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10月積み関東商組古紙輸出、円安で問屋店頭価格上昇

 関東製紙原料直納商工組合の10月積み古紙輸出は、ドルベースのCIF価格が前月とほとんど変わらなかったが、為替が大幅に円安に振れたため、円ベースの問屋店頭価格は上昇した。
 為替は段ボール古紙2000トン口が1ドル=108円20銭で前月比4円60銭の円安。新聞や雑誌は1ドル=108円50銭で同4円90銭の円安となった。
 国際紙パルプ商事落札の中国向け段ボール古紙2000トン口のCIF価格は1トンあたり186ドルで前月比横ばい。山發日本落札の台湾向け段ボール古紙500トン口のCIF価格は182ドルで同3ドル下落した。
 問屋店頭価格は両者の平均価格で1万7582円、前月比1013円上昇。
 日本紙パルプ商事落札の中国向け新聞古紙1000トンのCIF価格は210ドルで前月比1ドル上昇。問屋店頭価格は2万87円で同915円上昇した。
 山發日本落札の中国向け雑誌古紙1000トンのCIF価格は184ドルで前月比1ドル下げ。問屋店頭価格は1万7325円で同827円上昇。
                               (紙之新聞


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