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愛知県工組、印刷産業復興へ全国初の「ブランド委」発足

 「印刷産業の復興」の中長期的スローガンを掲げ、ブランディング委員会(荒川壮一委員長)の名称で事業運営しているユニークな組織が、愛知県印刷工業組合(木野瀬吉孝理事長)の中に設置されている。発足したのは今年5月。全国の各県印刷工業組合でも例がない。
 印刷産業に従事することの魅力を訴えるため、ブランディングセミナーを開催し、制作した広報企画(PRムービー)を使って、印刷産業の知名度・ブランドの向上に努めている。委員会のメンバーは6人で、そのうち4人が一般社団法人ブランドマネージャー認定協会の2級資格取得者だ。
 組合員や印刷会社の経営者を対象とする委員会活動ではなく、社会の若い才能が印刷産業に目を向け、魅力を感じてくれる事業の展開に注力し、優先的に印刷産業を選んでくれることを委員会のミッションとしている。
                               (紙之新聞


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