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8月の紙・板紙出荷、国内出荷が5ヵ月連続で減少

 日本製紙連合会の集計による「紙・板紙需給速報」によると、8月のメーカーの紙・板紙の国内出荷は192万トン(前年同月比5・7%減)で5ヵ月連続減少した。そのうち紙は109・4万トン(同6・9%減)で5ヵ月連続減少した。板紙は82・5万トン(同4・1%減)で2ヵ月連続減少した。
 主要品目では、新聞用紙が25万トン(同3・3%減)で6ヵ月連続で減少した。印刷・情報用紙は59・1万トン(同10・4%減)で5ヵ月連続の減少。PPCを除き全ての品目が減少した。
 衛生用紙は13・8万トン(同3・2%減)で、ティシュ、トイレットともに減少し、前月の増加から減少に転じた。包装用紙は5・8万トン(同4・4%減)で3ヵ月ぶりに減少した。未晒、晒ともに減少している。
 段ボール原紙は65・5万トン(同4・3%減)、白板紙は10・8万トン(同3・9%減)で、いずれも2ヵ月連続の減少となった。天候不順等が影響した。
 全般的に不調ながらも、前月は惰報用紙、包装用紙、南生用紙が微増だったが、八月は紙の主要品種の全てが減少した。
                               (紙之新聞


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