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王子ぺーパーライブラリーで企画展「CRASH」開催中

 王子ホールディングスの本社ビル(東京・銀座)1階にあるぺーパーライブラリーで第30回企画展「CRASH」が12月11日まで開催されている。展示は、「Papiergraph(パピエグラフ)」「今日も紙をつくっています」「グレーダン、製品化ヘと動き出す」の3つに分かれている。
 「パピエグラフ」では、花と紙を組み合わせて撮影したグラフィカルな写真を、高級印刷紙のOKミューズガリバーシリーズに印刷したカレンダーを紹介。花の立体感を極力抑えることで、日本画のような平面性が生まれ、花と紙を一体させてディテールが引き立つように高精細な印刷を施している。
 「今日も紙をつくっています」では、千歳水力発電、苫小牧工場(北海道)、春日井工場(愛知県)など各工場の特徴ある写真が展示されている。富士工場(静岡県)では古紙仕分けやフローテーター作業が紹介されている。
 「グレーダン、製品化ヘと動き出す」では、地券紙を使ったグレー色の段ボール、通称“グレーダン”を紹介。地券紙を造る王子マテリアの名寄工場で検討した結果、商品化に踏み切る。名寄工場はライナーや中芯原紙、拙稿ボード原紙、防錆紙などの生産拠点。
 ほかに、OKミューズガリバーに古紙パルプ配合(30%以上)した新銘柄「OKミューズガリバーアールCoC」も紹介されている。
                               (紙之新聞


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