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日紙商関東ブロック会、総会で柏原会長が再任される

 日紙商関東ブロック会(柏原孫左衛門会長)の第24回通常総会は、9月16日午後零時20分から、東京都中央区の東実年金会館4階大会議室で開催。会員は1都6県141社、出席者は1都3県66社。
 開会挨拶で柏原会長は日本経済を取り上げ、「ご存知のように4月の消費増税以降、景気は足踏む状態だと思います」と述べ、最近の紙業界における製紙メーカー各社の包装用紙と白板紙の値上げに触れ、「理由としては原燃料価格の高騰ということで、これから、価格修正の交渉が行われることと思います」と伝えた。
 印刷用紙に目を向け、8月25日に三菱製紙と北越紀州製紙の子会社販売代理店が、来年4月1日に経営統合を発表したことを挙げ、「これが洋紙の市況安定のためにプラスになり、卸商にとってもよい効果を生んでくれることに期待したいと思います」と述べた。
 総会は柏原会長が議長席に着き、審議事項を承認し役員任期満了による改選で柏原会長(東京)が再任された。副会長には杉浦幸男氏(群馬)、冬木重徳氏(栃本)、小林裕明氏(茨城)、溝口泰男氏(埼玉)、佐藤彰氏(東京)の5人が就任した。
 次期通常総会は、創立25周年に当たることから記念総会として開催され、総会後に懇親会も計画している。
                               (紙之新聞


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