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竹尾でワークショップ、磁石で折り紙で昆虫の動き楽しむ

 竹尾(東京都千代田区、竹尾稠社長)見本帖本店2階で「紙とテクノロジー折り紙の呼吸 Breathing of ORIGAMI」が9月26日まで開催されているが、期間中の8月26日に、企画・監修に携わった岩瀬英治・早稲田大学基幹理工学部準教授のワークショップ「磁性体ワークショップ」が行われた。
 展示されている岩瀬准教授の「磁気を用いたマイクロ三次元構造の組立」の体験は、午後2時から6時まで5回行われた。
 1回に5人が参加し、岩瀬准教授を中心に3人の研修生が指導。参加者は展示されているカマキリ、クモなど4種類の昆虫から選択し作業を行った。
 まず、紙で作られた昆虫の胴体裏側、足の先端部や関節部分に磁性テープを貼り、次に胴体に頭部と尻部を付け、発砲スチロールを使って台紙に貼る。台紙を折り込んで箱状にし、蓋をして出来上がる。中心をピンで留め、まるで昆虫標本のよう。
 参加者は、箱の底面に磁石を当て、昆虫の動きを楽しんだ。
 岩瀬准教授は、「マイクロサイズの紙を折ることで、二次元から微細な三次元構造を表現したかった」と述べた。
                               (紙之新聞


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