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9月積み古紙輸出、段古紙中心にドル価格が下落傾向に

 9月積みの輸出古紙価格は、中国と他の東南アジア諸国向けを含め、段ボール古紙中心に前月に比ベてドル価格が下落した。
 商社によると、段ボール古紙ば米国西海岸での港湾ストが回避されたことにより、米国品OCC(段古紙)のCIF価格が1トン当たり192ドルまで下落した。
 また8月に中国大手メーカーが製品価格維持のために操業短縮を実施し、OCCの買い控えを継続している。日本品OCCも185〜186ドルまで下落した。
 雑誌古紙は、中国の白板紙の販売が振るわないことから、富陽地区のメーカーは8月に2週間程度の操業短縮を実施している。このためメーカーの指値は180〜185ドルとバラツキがある。
 日本での発生が極端に悪いことからオファー価格は185ドルが維持されている。これは韓国向け価格も含んでいることから、価格は底固いようだ。
                               (紙之新聞


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