お問い合わせ
7月の日銀企業物価指数は塗工紙が5月を境に続落

 7月の日銀企業物価指数(2010年平均=100、速報値、消費税含まず)によると、印刷用紙の国内価格指数は品種により強気と弱気が混在するなか、塗工紙が5月を境に続落した。
 印刷用紙の中で前月比上昇したのは上質紙、中質紙、微塗工紙。逆に下落したのは塗工紙、下級紙、特殊印刷用紙。
 印刷用紙の7月輸出価格指数は契約通貨ベースで前月比0・4%、円ベースで同0・7%それぞれ下落した。輸入価格指数は塗工紙が契約通貨ベース、円ベースとも同一で、7月は前月比0・3%下落した。
 その他国内価格指数で前月比上昇した主な品目は包装用紙・クラフト紙、ティシュペーパー、トイレットペーパーなど。
 古紙(分類はスクラップ類)の国内価格指数は4月以降値下がりが続いていたが、7月は反発した。
 古紙の7月輸出価格指数は契約通貨ベースで前月比3・1%、円ベースで同2・8%、それぞれ上昇した。
                               (紙之新聞


トップページに戻る