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関東古紙7月、段古紙の仕入れ・出荷増も在庫は増加

 関東製紙原料直納商工組合・主要32社の裾物古紙3品種の7月総在庫量は3万1058トン(前年同月比9・4%増)で在庫率は13・0%だった。前月より1・0ポイント上昇し2562トン増加した。在庫率は4ヵ月ぶりに上昇した。
 総仕入量は24万2389トン(同0・7%減)で、総出荷量は23万9827トン(同0・2%減)となり、激減ながらいずれも2ヵ月ぶりに減少した。
 7月末決め8月積み組合輸出価格は、日本紙パルプ商事扱いタイ向け段ボール古紙2000トンと、丸紅ペーパーリサイクル扱い中国向け段古紙500トンの問屋店頭渡しは、1トン当たり平均1万8119円で前月より1181円高く、国内納入価格1万5000円より3119円高くなり、内外価格差は大きく拡大した。
 新聞古紙の山發扱い中国向け1000トンの問屋店頭渡しは1トン当たり1万6160円で前月より1239円高く、国内納入価格1万4000〜1万6000円より2739〜4739月高くなり、内外価格差は拡大した。
 雑誌古紙の美国中南日本扱い中国向け1000トンの問屋店頭渡しは1トン当たり1万6160円で前月より802円高く、国内納入価格1万2000〜1万4000円より2160円〜4160円高くなり、内外価格差は拡大した。
                               (紙之新聞


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