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4月の新聞、増税で読売・朝日が部数落とすも産経は増加

 4月1日から8%の消費増税が適用されて、新聞折込チラシは3月の消費増税前の駆け込み需要を狙って、2006年のピーク時に迫る出稿量だったが、4月以降は大幅に落ち込んでいて、新聞購読料金の改定で新聞各社の購読部数は読売新聞が大幅減、産経新聞が大幅増と明暗を分けた。
 新聞各社は4月以降全体的に本体価格を据え置き、消費増税分を上乗せする新聞社が多く、全国紙のセット版・(税込)は、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞は4037円、日経新聞は4509円、産経新聞(東京版)は3034円となり、ブロック紙の北海道新聞、中日新聞、西日本新聞も4037円とした。
 日本ABC協会の発表によると、今回の購読料金の改定で4月の新聞各社の購読部数は、読売新聞が前月差20万5651部減の948万5286部(前年同月差37万7766部減)だった。
 朝日新聞は同8897部減の774万1335部(同16万5068部減)、毎日新聞は同3万3316部増の335万5058部(同6万8180部減)。
 日経新聞は同4006部増の227万2625部(同11万6129部減)、産経新聞は同8万6801部増の167万6048部(同1900部増)となった。
                               (紙之新聞


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