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6月近畿古紙需給、製紙メーカーの消費が購入を上回る

 6月の近畿地区古紙需給実績は、古紙全体で製紙メーカー(板紙7工場)の消費が購入を3300トン上回った。月末在庫は減少したが、段ボール古紙で一部メーカーの工場内ランニングストック468トンが加わったため、その分多くなっている。
 古紙業者(商工組合)は販売が仕入を600トン上回った。その結果、月末在庫はその分減少した。
 メーカーの購入は合計11万9047トン(前年同月比6・2%増)。この内訳は近畿地区域内からが10万8550トン、自家発生7599トン。他地区からが2365トン、輸入533トン。
 これに対し、メーカーの消費は12万2347トン(同1・4%増)で購入を3300トン上回った。トータルの月末在庫は1万7966トンと前月に比べ減少、前年同月比の在庫率は107・3%。
 一方、古紙業者は仕入27万7280トン(同2・4%増)。これに対して販売27万7880トン(同1・6%増)で販売が仕入を600トン上回った。在庫はその分減少して1万8960トンとなった。在庫の前年同月比は97・0%。
                               (紙之新聞


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