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JP、岩手県で木質発電事業に向け共同出資会社設立ヘ

 日本紙パルプ商事(JP)は8月4日、新エネルギー開発梶i群馬県沼田市、高橋伸也社長)との共同出資により、新たな木質発電事業を開始すると発表した。
 共同出資で事業会社の竃田バイオパワーJPを岩手県九戸郡野田村に設立、年間総発電量約9648万キロWhの発電設備を建設し、発電事業を行う。2016年4月稼働予定。
 発電した電力は、再生可能エネルギー固定価格制度を利用して、全量を電力会社に売電。燃料の木質チップに、未利用材だけでなくバーク(樹皮)も使用することで、地域林業と野田村の震災復興に貢献し、循環型社会の形成もつなげる。
 JPは島根県松江市においても電力会社への電力供給を目的としたバイオマス発電事業に共同参画し、2015年4月の稼働を目指し、現在、設備の建設を進めており、今後も資源・環境関連事業を取引先を始めとする企業や自治体との連携のもとに発電事業を幅広く推進していく方針だ。
 竃田バイオパワーJPは、資本金4億6800万円で、出資比率はJPが77・78%、新エネルギー開発が22・22%。
                               (紙之新聞


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