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日印産連、GP工場300工場達成で記念式典を開催

 一般社団法人日本印刷産業連合会(日印産連、稲木歳明会長)は7月23日午後3時から、東京都千代田区の如水会館でグリーンプリンティング(GP)誌定工場300工場達成記念式典を開催した。
 開会の挨拶で環境委員会の田口薫委員長は、「たとえ価格が高くても社会的貢献度や環境への意識の高いところから物を買うという人の割合は、日本では25%ほどだが欧米では50数%だという。皆さま方にはGP認定をどんどん宣伝していただき、また一消費者として必ずエコ商品を買うという運動を起こしてほしい」と述べた。
 第32回GP工場認定式では、新たにGP工場に認定された16工場の代表者に、堀口宗男専務理事より認定書が授与された。
 認定式終了後、GP工場認定委員会委員長で公益社団法人におい・かおり環境協会の岩崎好陽会長が、「印刷産業の環境配慮の役割と社会貢献」の演題で特別講演を行った。岩崎氏は「印刷インキからのVOC排出量は、2005年から2010年の間に67%削減され、印刷工場の作業環境も大きく改善されたと報告。また、環境対策に取り組むメリットとして、「経済的メリット、作業環境の改善、周囲の理解の3点がある」と説明した。
                               (紙之新聞


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